【質問】薬局の待ち時間が長いのはなぜですか?

 調剤時に患者さんを待たせてしまう事があります。大変申し訳ないと思っていますが、調剤の中には時間の要するものや、時には調剤が出来ず、確認をしなければならない時があります。今回は待ち時間の裏に調剤室で何が起こっているのか、をお伝え出来ればと思います。

待ち時間の理由とは!?

 ①時間のかかる調剤をしているケース:処方箋の中には、取り揃えるのに時間がかかるもの、パック(一包化)が必要なもの、粉やシロップ剤、軟膏剤を量って混ぜるものがあります。当然、正確に行うので時間を要する事があります。

 ②医師への確認が必要なケース処方箋に不可解な事(疑わしい点)があった場合は確認と解決が義務になっています(薬剤師法 第25条:疑義照会 薬剤師は、処方せん中に疑わしい点があるときは、その処方せんを交付した医師、歯科医師又は獣医師に問い合わせて、その疑わしい点を確かめた後でなければ、これによって調剤してはならない)。この場合は医師との確認が取れない限り調剤を進める事が出来ません。中には患者さんから『いつもの通りに進めてくれる?』などと言われますが、仮にそれを行ってしまうと違反になってしまいます。

 ③記録の確認をしているケース:調剤薬局には薬剤服用歴(薬歴)という病院で言えば診療録(カルテ)の様なものがあります。その中には患者さんの今までの薬の処方内容、服薬指導内容、他科に関するヒアリング内容などが記録されています。当然、薬を渡す際にはこれらの確認が必要です。ファストフードの様にハンバーガーをスピーディーに!という訳にはいかないのです。

 ④患者さんで混み合っている:これが一番多い理由かも知れません。曜日や医師の兼ね合いによって特定の日時の病院や薬局が混み合います。薬局が患者で混み合うと薬が渡されるまでの時間も遅くなるでしょう。 

 待ち時間を減らす、あるいは有効に使うために、、、、

確かに、長時間待たされれば体も心も疲れますし、病気の中で出かけたのに待たされれば悪化してもおかしくはありません。それを避けるために、処方箋はどこの保険調剤薬局でも使えるので家の近くの比較的混み合っていない薬局で調剤してもらう事が出来ます。また、処方箋を預けて(※受付の際に必要書類の提示や、簡単なヒアリングが必要)後で取りに行くことを申し出る事も出来ます。処方箋は決して病院(クリニック)の前の薬局でないと調剤してもらえない訳ではありません。

 いずみ薬局では10~15分程度でお渡しする様に努めています。それ以上時間がかかる場合は事前におおよその所要時間をお伝えしいて、不必要に患者さんを待たせない様に心がけています。また、薬の在庫がない場合は後刻にお届け(あるいは郵送)する対応を行っています。私たちも待ち時間は最小限にする様に努めていきますが、どうしても必要な時間もありますのでご理解頂けると幸いです。

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