【質問】妊婦・授乳婦と薬について教えて?

①妊娠したら薬は飲まない方が良い?

 お腹に赤ちゃんがいる状態で薬を飲んでも大丈夫だろうか?これはとても気になる事だと思います。しかし、薬が全く飲めないとなると現在かかっている病気、あるいは病気になった時にどうすれば良いか不安になりますね。妊娠中に薬を飲むべきかどうか?は①妊娠の時期、②薬の種類、③母体の状態など様々な要素を考慮して決定します。よって、かかりつけ医、かかりつけ薬剤師などに状況をしっかり説明して決定していきましょう。かかりつけ医・薬剤師は安全性・リスク、効果、用量・用法などを総合的に判断してアドバイスしてくれます。ドラッグストアの市販薬に関しても同様です。

②授乳中は薬は飲まない方が良い?

 授乳中も薬を飲むべきか迷います。ひょっとしたら薬が授乳している赤ちゃんに行ってしまっているのではないか、と不安になるでしょう。確かにお母さんが飲んだ薬の一部は母乳を通して乳児に行くことがあります。しかし、結論を先に言えばほとんどの薬は授乳時に服用しても問題はないのです。①哺乳量、②薬の化学的物性、③乳児の代謝する能力などによっても異なって来ます。授乳中に安全に飲める薬かどうかはRID (相対的乳児薬物投与量: 乳児摂取量/母親投与量×100 )で計算され10%未満なら安全とされています。確かに赤ちゃんだって病気になれば薬を飲みますからね。そして、ほとんどの薬は10%未満なのです。でも、中には乳児に移行してしまうと危険な薬もあります。なので、授乳中の薬の服用に関してもかかりつけ医師・薬剤師に必ず相談してから服用して下さい。

③困った時にどこに相談すればよいですか?

 かかりつけの医師、薬剤師に相談する事が出来ます。それらの病院、薬局が24時間電話相談してくれているケースもあります。もし、妊娠・授乳の可能性がある場合はその様なクリニックや薬局を選ぶと良いでしょう。また、国立成育医療センターのHP、くすり適正使用協議会HPなどもこの点について良い情報を掲載しています。是非、参考にして下さい。

授乳と薬の電話相談について | 国立成育医療研究センター (ncchd.go.jp)

妊娠・授乳とくすり | くすりの適正使用協議会 (rad-ar.or.jp)

お役立ち資料☟

HP用 (rad-ar.or.jp)

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