【質問】副作用が怖くて薬を飲みたくないのですが?

 薬と聞くと『副作用!』という怖い言葉が頭をよぎります。確かに、治療のために薬を飲むのに、その薬のせいで余計に体が悪くなっては元も子もない話です。では、そもそも副作用とは何でしょうか?どうしたら避けれますか?

①副作用とは?

 本来、期待していた効果以外が体に起こってしまったらそれは副作用・副反応と呼びます。例えば、血圧や血糖値を下げるために薬を飲んだのに、それらが下がり過ぎてしまう事、他にも、痛み止めを飲んだのに胃痛や吐き気が起こってしまう、抗生物質を飲んで下痢が起こってしまうなどです。

②必ず起こってしまう副作用もある

 副作用など絶対避たいですが、どうしても避けられないものもあります。例えば、抗がん剤服用での吐き気や脱毛、ワクチンを打った部位の腫れや痒みなどです。その場合は、副作用を抑える薬で対応をしたり、それらを理解して使用する必要があります。

③効果とリスク(副作用)をしっかり考える 

 確かに副作用は怖いです。しかし、薬を飲まずに今の病気を放置しておくのも危険です。副作用を過度に怖がるあまり必要な薬を拒否するのは、交通事故が怖いからといって車に乗るのを全く拒否するのに似ています。事故は起さないかも知れませんが、全く自分で移動もできません。車は安全運転が大切なのと同じ様に、薬もリスク(事故)をしっかり注意して安全に使用していくのが良いでしょう。

④副作用で困らないために

 まずは医師や薬剤師から指示に従って薬を使用して下さい。間違った使用法は副作用発現の可能性を高めます。また、副作用には重篤(重症や死に至る可能性)なものも稀にあります。全身に湿疹・炎症が起こったり、腎臓機能が急激に悪化したりします。それらは薬の服用を中止すればたいていの場合回復に向かいます。新しく薬を服用して体に違和感を感じたら、無理して服用を続けず医師・薬剤師に遠慮せず相談して下さい。また、薬をもらう前に副作用の初期症状をしっかり薬剤師から聞いておくのも良いでしょう。

④重篤な副作用に遭ってしまったら?

日本には承認された薬を適正に服用して副作用が起こってしまったら救済・保障する制度があります。『医薬品副作用被害救済制度』というものです。それらの制度を知っておいて、万が一の場合は活用しましょう。下のリンクを参照↓

医薬品副作用被害救済制度 (pmda.go.jp)

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