【質問】どうしたら上手に質問が出来ますか?

 質問するのは得意ですか?苦手ですか?仲の良い友だちに色々聞くのはさほど難しくありませんが、初対面の人に何かを聞いたり、大勢の前で質問するのには勇気がいります。しかし、薬剤師として仕事をしていくには患者さんから情報を聞いたり、勉強会で講師に質問したりする状況があります。

 では、どうしたら上手な質問が出来るでしょうか?

質問には様々な効力がある

 上手な質問には様々な効力があります。質問によっては情報を得る、相手への関心、論駁、間違った考えを正すなどの効果があります。状況に合わせて使い分ける事によって相手への効果が異なります。患者から必要な情報を得たり、親しくなるために相手に関心を示したり、間違った事を信じている人を指導したりする事が出来るのです。

質問の仕方

クローズドクエスチョン・・・はい・いいえで答えられるような、回答範囲が限定された質問。

例:今日は熱が出てしまったのですか?良く風邪を引かれるのですか?長くこの薬を飲んでいるのですか?

オープンドクエスチョン・・・答えが1つに決まっていない質問。

例:どう思いますか?その時どうしたのですか?●●についてどうして欲しいですか?

オープンドクエスチョンの方が話は広がりやすいですが、初対面の人はなかなか答えてくれないケースもあるので、クローズドクエスチョンとオープンドクエスチョンを上手に使い分けるのが良いでしょう。

オープンドクエスチョンの使い方

相手が知っているだろう、と思える質問を掘り下げる。

例:その時、どうしたのですか?(どう思ったのですか?)次に何をしようと思っていますか?

答えられない(追い詰める)質問はしない。

例:どうしてその時〇〇しなかったのですか?この悪い結果をどう思いますか?

質問で相手への関心を示す

相手の答えに関心・興味を示す・・・人は話す、教えるのが好き。

例:それ見たことないのですが、どんな〇〇なのですか?

自分の立場に置き換える・・・共感する質問。

例:私だったら●●と思ってしまうのですが、〇〇ではなかったですか?

答えやすい質問をする・・・具体的な数値や時間を入れる。

例:〇年後にはどうしていたいですか?今日の調子はいかがですか?痛みは1~10段階のうちいくつですか?

これらが上手に使える様になるには!?

何よりもトレーニング!です!

準備・・・可能な限り情報を得ておく。質問の目的をはっきりさせておく。出だしの質問を考えておく。続くオープンドクエスチョンを準備しておく。

常に疑問を持って生活する・・・日々の生活での『なぜ?』を大切にする。

例:あの人が身に付けているものは何のため?あの人は何に困った様子なの?この問題何とかならないかしら?

マンネリしない様に心掛ける・・・マンネリの人に疑問は浮かばない。新しい事をやろうとすると疑問がいっぱい出てくる。

最後に、、、

 昔の格言に人は聞く事に早く、語るのに遅くあるべきですというものがあります。上手なコミュニケーションは相手の語る事を良く傾聴する事から始まります。コミュニケーションの苦手な人の中には自分がしゃべる事ばかりに集中して相手の言っている事を聞いてない人がいます。良く耳を傾けて相手に必要な指導や情報提供が出来る様になりましょう!

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