最近、かかりつけ薬剤師って聞いた事はないでしょうか?『かかりつけ医』は昔から聞いた事あると思いますが、かかりつけの薬剤師って何をしてくれるのでしょうか?もし、お願いしたらお金がかかるのでしょうか?
①かかりつけ薬剤師を名乗る薬剤師には条件がある
『かかりつけ薬剤師』という名称は自分勝手に名乗る事が出来ません。下記の5つの条件をクリアする必要があります。
1.3年以上の薬局勤務経験者。
2.同じ薬局に週32時間以上勤務している。
3.その薬局に1年以上在籍している。
4.研修認定を取得している薬剤師であること。
5.医療に関わる地域活動に参画している。
つまり、ある程度経験がある、転職ばかりしてない、学習もしている、勤務以外の社会活動などをしっかりしている薬剤師のみが名乗る事の出来る名称なのです。
②何をしてくれる薬剤師?
インターネットなどで色々書かれていますが、簡単に言えば、あなたの事をよく分かっている薬剤師が今もこれからも薬や健康について色々相談に乗ってくれる、というのが一番分かりやすいでしょう。その中の仕事には薬の一元管理(複数の薬や処方箋を把握する)する事、夜間・休日の体調の急変にも相談に乗る事、医師や介護職に必要に応じて情報を提供する事などが含まれます。
③ お金はかかるの?
医療上でのサービス(診療報酬)になるので費用が掛かります。保険負担割合によって異なりますが、おおよそ+60~100円程度になります。また、いつでも解約(前に戻す)する事が出来ます。
④かかりつけ薬剤師との上手な付き合い方
病気や薬の種類(異性の薬剤師には話しにくい内容、薬や治療が複雑で毎回違う薬剤師に話すのが手間等)によってはかかりつけ薬剤師を指名してみる事も出来るでしょう。必ず指名しなければならない訳ではないので、必要に応じてこの制度を利用してみて下さい。その際は薬剤師と簡単なサービス内容説明と同意書への記名の手続きが必要になります。
⑤こんな場合は気を付けて!
初めて行った薬局で理由が曖昧なまま薬剤師から『私をかかりつけ薬剤師にしてください!』など指名と同意書のサインを求めてくる事があると患者さんから聞く事があります。『かかりつけ』とはある程度の信頼関係と付き合いから築かれるものです。決して理由がはっきりしない状態でサインなどせずに、しっかり薬剤師とお話し、納得した上でお付き合いをして下さい。
↓日本薬剤師会の『かかりつけ薬剤師』についての動画です↓

