約30年前は病院で診察した後、同じ病院で薬を受け取りました。何時間も待たれましたが、そのまま受け取れましたね?では、今はなぜ診察と薬はわざわざ別々になっているのでしょうか?
医薬分業(いやくぶんぎょう)
①医薬分業の意義:診察(医業)と薬は独立して行う、、、これを『医薬分業』と言います。そのため病院と薬局が別になりました。患者にとっては同じ建物で薬がもらえるというメリットがありましたが、薬を処方すれば病院が儲かるという不健全な医療システムに、国が『診察と薬は別にしよう!』という政策作りました。処方する側(病院)と、それが妥当か?を確認する側(調剤薬局)を独立することで、医療の健全化を図ったのです。
②調剤薬局の役割:調剤薬局は薬を調剤する事に加えて、医師の処方箋が妥当かどうか?を判断する事も重要な役割です。薬剤師には『疑義照会(処方箋に疑わしい点があれば確認する 薬剤師法第24条)』という法的に根拠のある業務があります。
③これからの調剤薬局は?:処方箋が妥当かどうか?確認する事、妥当でなければ毅然と確認する事が大切な役割ですが、あまりそれらを行わず調剤だけに専念する事に重きをおいてしまっている薬局が多いのも現状です。これからは処方箋をしっかし確認して、必要に応じて医師や患者にしっかり確認する事が出来る薬局・薬剤師が今まで以上に求められて来るでしょう。

